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コンクリートについて |
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セメントは砂と混ぜればモルタルと呼ばれ、さらに砂利を混ぜると
コンクリートと呼ばれることをしっかり区別して覚えてくださいね。
セメント、モルタル、コンクリートを区別なく用語として使う
テレビなどの報道には毎度がっかりさせられます。
「コンクリートが乾く」、という風にいわれることがあります。
施工直後に「このコンクリートはいつ乾くんですか?」
というような聞き方をされる方がおられます。
私の中では「いつ硬化して歩けるようになりますか?」
と言う意味でお聞きしています。
細かいことですが、この会話の中にも実は重要なことをたくさん含んでいると
私は思っています。
いったいいつ実用強度(安心して歩ける)に達するかは、お客様にとっても
施工業者にとっても気がかりなことではあります。
専門的に言うと「4週強度」という言葉があります。
これは何を意味するかというと、4週=28日間という時間経過後の
強度をひとつの基準としているということです。
これは、硬化ということに対する一つの基準、と言う事になります。
この4週強度(大体1ヶ月!)で最終強度にほぼ近付いた、と考えます。
突然ですが卵がひよこにかえるまで大事に育てなければなりませんが、
コンクリートやモルタルにも同じことが言えます。
施工完了が終わりではなく、実は大事な始まりであることを知ってください。
では、硬化の進行時には水の役割はどうかというと、これもとても大切なのです!
硬化進行に際し急激な乾燥はコンクリートにダメージを与えることもあるのです!
急激な乾燥により強度が出なくなったことを、専門用語で「ドライアウト」
という言葉さえあるくらいです。
さて、生まれたら大事に育てなくてはいけません。
具体的にはシートでくるみ、急激な乾燥を防ぎ、反応硬化を円滑にすすめるよう
手助けをしてあげてほしいのです。
(施工の翌日から数日間、水をかけて出来るだけ濡れた状態にしておく)
ですから私はお客さんから「いつ乾くの?」といわれた時は、今のようなご説明を
させてもらっています。
それから、コンクリートの専門用語で「締め固め」と言う作業があります。
これはコンクリートを練り混ぜて、型枠内に流し込んだり、土間(床)にコンクリートを均したあとに、型枠を木槌でたたいたり、床のコンクリートの表面を専用工具でたたいて、表面にモルタルを浮き出させ、砂利を締め固めて、連行空気を追い出したりする作業の事です。
これにより、水セメント比の大きなコンクリートでも、たたき締めて中の砂利を「締め固め」、
なおかつ水分を表面に浮き出させて、(ブリージングという)組織内の水分や連行空気を追い出す効果により、結果的に水セメント比の小さなコンクリートと同様な性能を得る事が出来るようになります。
これをするとしないとではあとあとの強度もまるで違ってくるので、良質な工事には必須の工程です。
土木のプロはバイブレータという工具で振動を与えたり、左官職人はコンクリートローラーや
コンクリートタンパーという工具で粗骨材(砂利)を沈め、モルタルを浮き出させ、表面を金鏝仕上げなどで仕上げるため、
「締め固め」を行います。
この浮き出させたモルタルを数回に渡り鏝で強くなでて、表面が平滑な状態にすることを
過度の締め固めは、コンクリート材料の分離をおこすため、状態を見ながら行います。
施工後の要点をまとめますと大体以上のような事になります。
1.コンクリート打設時には、適度の「締め固め」をする。
2.コンクリート打設の翌日以降、できればシートなどで囲って、急激な乾燥を避け充分に水和反応を促進させる。
3.夏場は打設当日でも、急激な乾燥や、直射日光を出来るだけ避ける。
4.冬場は打設後から、凍結の心配のある場合は出来るだけ作業を中止し、打設した場合はシートなどで保温養生をする。
おわかりいただけると思いますが、暑い夏と寒い冬そのいずれにも
コンクリートやモルタルに対して対策が必要です。
コンクリートやモルタルはあくまで材料に過ぎませんが
材料にとって快適な温度や湿度もあるのです。
具体的な対策として、シート養生など、凍結を防止したり、
日光をさえぎって、材料が急激に乾くことを防止したりします。
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| 2006/09/15現在の記事です。 |
| 記事提供:
ある左官・タイル工事屋の日々・・・Let's Begin!! 亀山
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